定期的に仕事探しをする羽目になる

工場系の求人の中には、予め期間が設けて契約を結ぶ形もあります。短期バイトと言われるこの働き方は、繁忙期など通常より人手が必要な時に募集が行われるため、年齢や性別はもちろん、経験の有無を問われず採用されやすいという特徴があります。一方で、事前に決められた期間より長く働くことはできないため、契約満了と共に退職をしなくてはいけません。辞めてからすぐに次の仕事が見つかるという保証がないため、収入を安定させづらいというデメリットがあります。工場系は条件不問の所が多いとはいえ、若い人に比べて年配者は採用率が下がるのは避けられません。短期バイトをする人は、辞めてからではなく契約期間中に次の働き口を探しておくことが大切です。

求人募集の時期が偏りがち

短期バイトは大半の企業が一時的な生産量の増加に伴う人手不足に対応する目的で行われると言われています。工場系は繁忙期と呼ばれる2月から3月時期に受注量が増えることが多く、短期バイトの求人募集も年度末の2ヵ月に集中しがちです。そのため、契約期間の満了に伴って次の仕事を探そうとした時に短期バイトの募集が出ないというケースも珍しくありません。期間にこだわらない人であれば問題はありませんが、同じ所で長く働くのは無理など、短期バイト以外の選択ができない人は仕事探しが難しくなります。早急に人材の確保が必要な短期系は時給が高いなど比較的契約条件が良いため、必然的に倍率が高くなるのは避けられません。募集件数にバラつきが出るのが短期ならではのデメリットと言えます。